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今回は、茨城県神栖市から愛知県まで、大型車両の長距離回送を行いました。

朝からの車両引き取りに備えて前日に茨城県へ入り、しっかりと休息を取って翌朝から回送を開始。
長距離回送では、車両を安全に運転することはもちろん、道路状況や工事、渋滞、休憩場所、そして目的地までの残り時間まで考えながら、無理のない運行を組み立てていくことが重要です。
今回も、その時々の状況を確認しながら愛知県を目指しました。
前泊して翌朝から大型車両を引き取り

今回は翌朝からの引き取りとなるため、前日に現地入りしました。
当日の移動と長距離回送を無理に詰め込むのではなく、必要に応じて前泊し、十分な休息を取った状態でハンドルを握る。
これも弊社が長距離回送で大切にしていることの一つです。
翌朝、車両を引き取り、車両状態を確認してから愛知県へ向けて出発しました。
集中工事と渋滞を考慮してアクアライン経由へ
今回の高速道路区間は、潮来ICから小牧ICまで。
湾岸線や首都高速、圏央道などでは集中工事による渋滞が予想されていたため、交通状況を確認したうえで東京湾アクアラインを経由するルートを選択しました。
長距離回送では、単純に最短距離だけを見てルートを決めるわけではありません。
工事規制や渋滞、時間帯、車両の大きさ、運転への負担、そして高速料金などを総合的に考えながら、その日の状況に適した経路を選択します。
今回はETC搭載車両だったことから料金面のメリットもあり、アクアラインを経由。
結果として、集中工事による大きな渋滞を避けながら首都圏を通過することができました。
高速道路では、おおむね70〜78km/hを目安に走行しました。
今回の車両にはレーダークルーズコントロールが装備されており、長距離を走る中で、その有効性を改めて実感しました。
このくらいの速度で走っていると、自分から追い越しをする場面はほとんどありません。
必要以上に加減速や車線変更を繰り返さず、前方との車間距離を十分に確保しながら一定のペースで走る。
「少しでも早く到着する」ことを優先するのではなく、無理をせず、余裕を持って走ることで、長距離でも落ち着いて運転することができます。
休憩は「必要になってから」ではなく、その先を考えて
そして、長距離回送で速度管理と同じくらい大切なのが、休憩を取るタイミングです。
大型車の場合、「そろそろ休もう」と思って次のSA・PAに入っても、大型車スペースが満車で停められないことがあります。
特に首都圏では交通量も多く、渋滞によって予定以上に時間を要することもあれば、その先のSA・PAが混雑している可能性もあります。
そこで今回は、まだ時間にも余裕がある段階で、酒々井PAに入り約30分の休憩を取りました。
振り返ってみると、この早めの休憩が今回の運行では重要でした。
「まだ走れるから、もう少し先へ」ではなく、この先で渋滞したらどうなるか、大型車を確実に停められる場所はどこかまで考えて、余裕があるうちに休んでおく。
その後の状況を考えると、酒々井PAで一度休憩を入れておいた判断は良かったと感じています。
首都圏を抜けた後は、足柄SAで約1時間の休憩。
ここでは身体をしっかりと休めるとともに、目的地までの距離、所要時間、道路状況を改めて確認してから再出発しました。
そこから目的地までは、残り約3時間45分。
時間的には決して大きな余裕がある状況ではありませんでしたが、だからといって速度を上げたり、無理な追い越しをしたりすることはありません。
最後まで一定のペースを崩さず、残りの時間と距離を確認しながら愛知県へ向かいました。
長距離を走って改めて感じる「車間距離」の大切さ
今回も長時間高速道路を走行する中で、さまざまな運転を目にしました。
かなりの速度で追い越していく車両や、頻繁に車線変更を繰り返す車両、前方との車間距離が非常に短い状態で走行している車両も見受けられます。
そうした場面を見るたびに、改めて感じるのが「車間距離を十分に確保する」という基本の大切さです。
特に大型車は車体重量もあり、乗用車と同じ感覚で止まることはできません。
前方で何かが起きてから対応するのではなく、何かが起きても対応できるだけの距離と時間を、あらかじめ確保しておく。
そのためにも、必要以上に速度を上げず、周囲の流れを見ながら一定のペースを維持することが大切だと考えています。
「急いで時間をつくる」のではなく「先を読んで余裕をつくる」
今回の神栖市から愛知県までの回送でも、無事に目的地まで車両をお届けすることができました。
長距離回送は、ただ長い距離を運転すればよい仕事ではありません。
前日の休息から始まり、当日の交通状況を踏まえたルート選択、速度管理、車間距離、休憩場所とタイミング、そして目的地までの残り時間。
その一つひとつを確認しながら運行を組み立てていくことが、安全・確実な回送につながります。
急いで時間をつくるのではなく、先を読んで余裕をつくる。
そして、最後まで同じ安全意識を崩さない。
株式会社TRANSNOVAでは、近距離・地場回送から全国への長距離回送、大型車両・特殊車両まで、さまざまな車両の回送に対応しております。
一台一台の車両をお預かりしている責任を忘れず、これからも「安全・確実」を第一に、一つひとつのご依頼に取り組んでまいります。
今回も大切な車両を弊社にお任せいただき、ありがとうございました。